皆さんこんにちは!ぽNたです。
2020年8月よりスタートした当ブログでは、海外駐在をしている20代後半会社員の資産形成の道のりや、お金を貯めるためにできる工夫・お得な情報、海外でのあれこれをお届けしています。
今回は、3人のイチオシ図書について皆さんにおすすめしたいと思います。3人の読んできた本のジャンル:ビジネス本・資産形成本の2つについて、それぞれ一番おすすめの本について聞いてみました!
まずは、私ぽNたから超絶おすすめしたい本(ビジネス本)を紹介したいと思います。
洋行三人のおすすめ本 ビジネス本編
「イノベーションオブライフ」 (ぽNたのおすすめ)
おすすめポイント・理由
ハーバードビジネススクールで教鞭をとっていたクレイトン・クリステンセン(イノベーションのジレンマの著者)の名著。長年経営戦略の専門家として勤めていた彼が、経歴も給与も素晴らしい多くの優秀な同僚や友人が長年のうちに必ずしも幸せとは言えない状態になっていることが多々あると気づいた彼が見つけた理論は「優れた経営戦略は人生にも活かせる」ということ。
※原題は「How Will You Measure Your Life」あなたは人生をどう測る?
経営で成功するための戦略には経営資源の適切な配分と適切な意思決定が必要となりますが、これは人生においても同じことが言え、人生において重要なものの優先順位に気づくことが重要であるとするのが、著者のメインポイントです。
幸せなキャリア、幸せな人生を手に入れるために、あなたは何を考えるべきかを具体的なエピソードを添えて紹介。しかもエピソードは世界の名だたる企業の成功や失敗のストーリーに基づいており、それらを振り返って導きだされる人生の中で活かせる原理や原則が書かれています。
ホンダのバイクがアメリカで大ヒットした理由、大企業インテルの失敗など、だれもが聞いたことがあるような企業に関して、実際にあった選択ミスや成功が複数折り込まれており飽きずに読め、自分の人生を、自分のキャリアをどのようにして幸せなものにしていくかを考えることができる良書です。
こんな人におすすめ
- 人生の岐路に立っている人(就職・キャリア・昇進・結婚・出産・別れ・決断)
- 幸せな人生/キャリアを歩むヒントが欲しい方
- 人生の中での大切なことを今一度考えたい方
ぽNたの学び
人生で割くことのできる自分の資源(特に時間・考えること・お金)には限りがあり、自分が人生をどう歩みたいか、自分のキャリアをどのようなものにしたいか、これからのことを考え自分の人生のかじ取りをしていくことがいかに重要かを認識できた。
家族との過ごし方、上司や部下との過ごし方、恋人との過ごし方、身に着けるべき能力、求められる役割など、改めて考えるきっかけをくれることになったこの本はぜひとも身近な友人や家族におすすめしたい図書になっています。
株クラの皆さんは日ごろ一般的な人よりも、資源の配分について考える機会が多いと思います。しかし、自分の人生を形作る資源の配分についてはどうでしょう。立ち止まって考える、そんな時間をくれる、後悔させない本です。
「嫌われる勇気」 (Lリーマンのおすすめ)
おすすめポイント・理由
日本で200万部突破の大ヒットセラーでご存知の方も多い書籍だと思いますが、
「幸福に生きるための考え方」のエッセンスがぎっしり詰まった1冊です。
上記項目はよく見かけるキャッチコピーですが、誰もが幸福に生きるための考え方をアドラー心理学(目的論)をベースに実例を交えて解説してくれています。
読み終えた後は「人生観が変わり、世界が違って見える。」そんな学びがある1冊です!
こんな人におすすめ
- 人間関係に悩んでいる方
- 人生を豊かに過ごしたい方
- 挑戦する最初の一歩を踏み出したい方
Lリーマンの学び
本著の核ともなる「幸せになる勇気を持つ」マインドを持つようになり、自分の身の回りで起きている出来事の捉え方を見直すようになりました。
以下のような教えをじっくりと身に着けることで、物事をプラスに捉える・考える思考を学ぶことができるようになりました。
- トラウマなんて存在しない
- 大概のことがあなたの課題ではない
- 幸福とは、仲間に貢献しているという感覚
自分の大切な人生を歩む上での、「目的」や「手段」について再考させてくれる1冊です。
「新1分間マネジャー」 (Dの名を持つもののおすすめ)
おすすめポイント・理由
本を読むのがそんなに得意でないぼくにとって、「短期間で集中して読めて、わかりやすくてタメになる本」を常に探し求めているのですが…
「世界中の上司・管理職に読まれている本」が「150ページ(約1時間)」で読めることがとっても魅力的!
こんな人におすすめ
- 部下を持つことになった人
- マネージャーになった人
- 読書が得意ではないけど、短時間で良い本を読みたい人
Dの名を持つものの学び
はじめてOJTとして後輩を指導することになったときに尊敬する先輩から勧められた本。
1時間で読める良本なので、ぜひこのレビューを見ている方には読んでいただきたいですが、マネージャーとしての考え方だけではなく、ビジネスマネンとしての本質を考えさせられる本でした。
- 目標を設定するときは「250語以内」「1分間で読めるようにすること」
- 重要な成果の80%は自分の目標の20%からあがるという80-20ルール(パレートの法則)
- 「気分の良い部下は、良い成果を生む」
本嫌いのぼくが、読了後にすぐに感銘を受けた言葉を書き出した本。
洋行三人のおすすめ本 資産形成本編
「お金の大学」 (ぽNたのおすすめ)
おすすめポイント・理由
YouTuberリベ大両学長のためになるいろんなお金にまつわる、基本ともいえるエッセンスの詰まった本です。
お金を「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」それぞれの力についてどのように考えるべきか、そして実践すべきかを教えてくれるガイドブックです。そしてこれらの力をそれぞれバランスよく鍛えることで、究極的には人生を自由を手に入れることを力強くあとおししてくれる本です。
とにかくわかりやすい!!!かわいいイラストが多く、カラフルな構成で1ページ1ページに情報が凝縮されています。イラストだけでなく、具体的な計算だったり、法律の根拠だったり、生活を構成する一つひとつを見直すことに役立つ知識にあふれています。
こんな人におすすめ
- お金を貯めたい/増やしたいけど方法がわからない方
- 保険や不動産の選び方の原則が知りたい方
- やってはいけない投資方法を知りたい方
- 物の買い方を知りたい方
- サラリーマンで節税したい方 etc/
正直語りつくせませんが、株クラなら必読、株クラ以外でも読まないと損といえるほど、お金に関する様々な事柄をカバーしてくれている最強のガイドブックです。気になる方は両学長のYouTubeをまずはご覧ください。情報量は圧倒的にyoutubeが多いですが、膨大な情報からエッセンスが抜き出されています。
ぽNたの学び
もともと両学長をyoutubeで知り、今現在私がお金を貯蓄/投資するにあたって得に役立っている知識(投資、不動産/車の買い方、普段のお金の使い方、女性との付き合い方?節税など)、ありとあらゆる、今日から実践可能なことをわかりやすく書いてくれているので、自分で試せることはほとんどやってしまっているというくらいに影響を受けました。
中でも(当たり前かもしれませんが、)一番の大きな学びは、お金を貯める力に関する項目から得た保険に関する知識です。もちろん鵜呑みにするのではなく、自分でも調べることによって本当に自分に必要な保険を、必要な分だけ、納得する形で選ぶことができるようになりました。基本的なことだけど知らなかった自分が恥ずかしいですが、ヒントをくれたこの本には感謝したいです。
この本からを読むといつでも基本的なスタンスに立ち返れるので、近くにおいています。
また、何よりこの本の学びやすさ、読みやすさから、部屋に放置していたこの本を僕の彼女が読み、彼女のマネーリテラシーが勝手に爆上がりしていっています(笑)気になったことは聞いてくれるので一緒に両学長のチャンネルを見たり、実践してみたりと、かなり実り多く感じているので、イチオシの一冊に入れています。
「バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵」 (Lリーマンのおすすめ)
おすすめポイント・理由
投資の神様ウォーレン・バフェットさんの「お金を増やす知恵」を125個紹介している本です。
複利の重要性を説いたり、長期投資を成功させるための具体的な投資方法だけではなく、投資には心身の健康も重要性など多くの投資哲学が紹介されています。
格言とその解説が載っており、それに至る背景が非常に理解しやすい後世になっています。
バフェットさんの教訓のエッセンスが1冊にギュッと詰まっており、投資初心者から上級者まで多くの方におススメです!
こんな人におすすめ
- 投資の神様の投資手法・マインドについて学びたい方
- 10年単位の長期投資で堅実に投資の運用益を享受したい方
- ご自身の投資哲学を形成したい方
Lリーマンの学び
「ルールその一、絶対に金を損しないこと。」
「ルールその二、絶対にルールその一を忘れないこと。」「投資は合理的であらねばならない。理解できないなら、金は出すな」
「カトリック教徒の結婚のように投資しなさい 一生添い遂げるつもりで」
— ウォーレン・バフェット
私は長期目線で毎月の定額積立投資を行っていますが、長期投資に必要なマインドを理解することができ、自分なりの投資ルールを考え始めました。
当たり前のことかもしれませんが、安全と言われる長期投資であっても損を出しては全く意味がないことを、改めて強く実感させられました。
数ある教訓の中でも「自分が理解できない物には投資しない」という格言にはハッとさせられました。
私はリスク分散のために色々な商品に手を出しているのですが、トレンドに乗るような形で投資を開始した仮想通貨についての知識は不十分。今後の投資戦略として、投資対象をきちんと理解するまでは投資を控えたほうが良いと感じるようになった、そんな学び多き1冊です!
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」 (Dの名を持つもののおすすめ)
おすすめポイント・理由
「筆者から10代の娘への手紙」をまとめた内容。
父親から子供に贈る系の教訓本は感情移入しやすいし、学び取ろうっていう気持ちになれて、そもそもインプットの質が上がります(個人的に)
シンプルで読みやすい本ですが、資産形成に関する考え方や実践方法までのすべてが詰まっていて、とっても良い本!
こんな人におすすめ
- お金についての勉強を始めようと思っている人
- 資産形成をはじめようと思っている人
- 読書が得意ではないけど、短時間で良い本を読みたい人
Dの名を持つものの学び
この本の冒頭で紹介されている「僧侶と大臣」の話で一気に興味を鷲掴みされました…!
仲の良い少年が2人いました。それぞれ別の道を進み、1人は質素な僧侶に、もう1人はお金も権力もある王様側近の大臣になりました。
何年もあと2人は出会いました。
大臣は「王様の役に立つ方法を学べば、米と豆しか食べられない生活をしなくて済むよ。
僧侶はこう答えました。
「米と豆で生きる方法を学べば、王様のためにあくせくしなくて済むよ」と
生活水準を高めずに生活できれば、会社に縛られず自由に生活できる。
そのために持つべき考え方、すべきことすべきではないことが丁寧に書いてあります。
この本を参考にし、改めて我が家の資産形成に対する考え方が深まりました!
終わりに
いかがでしたでしょうか。洋行3人ものがたりのおすすめ本、我々が紹介しなくともみんなが知っている名著ばかりだったと思いますが、改めてこういった本が自分たちにどのような影響を与えたのか、なぜお勧めできるのかを振り返ることでこれら良著を自分たちの血肉にする良い機会になったと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、ぽNたでした!
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