こんにちは、D(@LDNYoko_D)です!
20代若手ロンドン駐在員3人組で運営している「洋行三人ものがたり」。
普段は海外駐在員の給与面や楽しい海外生活の様子をお届けしています!
我々の記事の一つに「海外駐在の理想と現実」を書いた記事があるんですが、アクセス数が多いっ!
(ありがとうございます!)
海外勤務めちゃくちゃ楽しんでるけど、
稀にとてつもなく辛いことや大変なことも有るよね(笑)

Lリーマン
もっと上の年代の駐在員は、ぼくらよりも心労が多いと思うけど、
20代の自分たちもそれなりに「山あり谷あり」だよね!

ぽNた
日本に帰国してみて、改めて海外生活色々あったなあーと振り返ることもあるよ。
今回は海外勤務(海外生活)の苦労ばなしをまとめ、海外駐在員(20代)のリアルをお届けしたいと思います!
今回のブログは、以下のような方々にオススメ!
- 「海外赴任を目指している方」
- 「海外勤務や海外生活の大変さを知りたい方」
- 「海外生活をしていて、同じように苦労されている方」
海外苦労ばなし「仕事編」
Lリーマンの場合
『この仕事進捗はどう? – I don’t know.』
詳細・どうやって乗り越える?
- 現地社員へ仕事割り振りのためにタスクを説明後、重要な仕事を任せることに
- 本人は不明点も無いようで、「Leave it to me!(俺に任せて!)」と仕事を快諾
- しばらく経っても仕事の相談が無いので、本人に進捗を確認したところ…
- この仕事進捗はどう? – I don’t know.
- 結局、一から説明する方が大変なため自分が尻ぬぐいをすることに。泣
- それ以降、こまめなタスクや進捗管理を行う習慣が出来ました!
ぽNたの場合
『海外の職責>日本での職責』
詳細・どうやって乗り越える?
- 日本の大企業に勤めていると、「担当業務」は限られた裁量の下で、上司の助言を得ながら進めていくことが多いでしょう。
- 海外に赴任すると、日本でのポジションよりも2段以上「上」ということもザラ。若手で赴任すると、これまで以上の職責や、後ろ盾がない状況に苦労することも多々あり!
- 僕の場合、駐在時代にこのプロジェクトの担当は君!と任された後は前例・マニュアルなしの上、責任者となり報告先は現地法人の社長ということもありました。
- すさまじいストレスに一時寝られなくなりました(笑)
- 乗り越え方:駐在期間は一時的と信じ、同僚や家族、友人と他愛もない話をすることと、週末に思いっきり楽しむことで、ストレスとうまく付き合うことを心掛けました。徐々に職責に慣れ、仕事が順調に回るようになるにつれ、楽しむことができるようになりました!
Dの場合
『すべて英語でのプレゼンテーション・商談』
詳細・どうやって乗り越える?
- そもそも第二言語で作るプレゼンテーションは時間がとてつもなく掛かる…(泣)
- 何度も何度も練習 & 発音矯正 & 質疑応答のイメージ作り
- ネイティブ社員に頭を下げ練習に付き合ってもらいなんとか成功!
海外苦労ばなし「生活・旅行編」
Lリーマンの場合
『週末はストライキが当たり前?!ロンドン地下鉄の運休事情』
詳細・どうやって乗り越える?
- コロナ前は1日250万人が利用するロンドン地下鉄
- 重要な交通機関ですが、なんと地下鉄でストライキが頻発しています
- 2014年のストライキ件数は211件、地下鉄全線が止まったこともあるそうです
- 運休路線や日時等の詳細は事前公表されるものの、内容変更になることも多々
- 週末ストライキの場合は、せっかくの休日の予定をキャンセルしたりすることも
- 臨時バスやタクシーを利用して目的地に向かうも、集合時間に間に合わず迷惑をかけてしまうことが何度もありました…
ぽNたの場合
「海外のカスタマーサービス<<<日本のカスタマーサービス」
詳細・どうやって乗り越える?
- 海外赴任者が誰しも通る道かと思いますが、デフォルトで日本のカスタマーサービスに慣れている日本人は海外のあらゆる場面における「カスタマーサービス」へ不満を募らせることになるかと思います。
- 接客態度、スピード、クオリティにおいて日本がピカイチなのですが、知れずと沁みついた日本の期待水準のまま、海外で各種問い合わせをすると、その全てにおいて平均的に劣る(全部がとは言いませんよ!笑)対応にあきれてものが言えない状態になることも。※もちろんこちらの言葉の拙さもあって「ナメられている」のかと思いますが、少なくとも日本ではそれを感じることはありませんが、海外ではガンガンに感じます。(笑)
- 乗り越える方法:海外におけるサービスは日本のように「タダではない」ことに注意すれば嫌な思いをすることはないでしょう。それなりのお金を払えば、それなりのサービスクオリティが保証される、それが海外での生活である。
Dの場合
『関係各所たらい回しで機会損失(泣)』
詳細・どうやって乗り越える?
- とあるオンラインストアで買った「やっと見つけたお気に入りの家具」が手元に届く前に紛失!
- 運送会社に問い合わせると5営業日後にストアに確認してほしいと言われ、ストアに確認すると、数日後運送会社の担当部署に問い合わせてほしいと言われ、たらい回し…
- 結果的にその家具は売り切れ、合計20日程度対応に時間がかかった…
- さすがに「待った時間」や「売り切れという事実」に対してクレームを入れ、次回購入時の割引権利を取得!
海外苦労ばなし「人間関係編」
Lリーマンの場合
『数年で知り合いがいなくなる、超スピーディーな人の入れ替わり』
詳細・どうやって乗り越える?
- 友人や会社同僚が赴任期間を終えて帰国するケースが多く、人の入れ替わりが早い
- Lリーマンの友人はコロナ期間中にほとんど帰国…
- 海外であっても、外国人の友人は積極的に作りにいかないとなかなかできない
- 日本ではあまり参加することのなかった友人のパーティーや国際交流員イベントに参加して友達を増やすことが出来ました!
ぽNたの場合
「いい意味で人間関係は日本と変わらない」
詳細・どうやって乗り越える?
- 海外だからと言って、そこに暮らす・働く人々の人間的な違いはいい意味でなかったのではないかと思っています。(たまたま環境の良い場所にいただけかな??)
- 職場でも友人関係でも、日ごろからしっかりと関係性を作っておくことが日本でもとても大事であることと同様に、海外でもそれは一緒です。
- 例えば、日本では「飲みニケーション」という言葉がありますが、海外で働くと仕事は仕事と割り切る方が多く、機会の作り方には一工夫があると良いかもしれません。
- 僕は上司や同僚をクリケット観戦や旅行に誘いました!
- その他日常では、職場でのランチの時には仕事の話は敢えてしない、同僚が好みのネタで話を振る、ネガティブな愚痴をこぼさない、ひなた口(本人のいないところでほめる)を心掛けるなど、ほんのひと工夫が自分に巡り巡って返ってくるのは、海外でも一緒だったのかな~。
- まずは海外でもポジティブに居られる精神状態を作れるよう、身の回りを安心できる環境にすることが一番の近道かも!
Dの場合
『現地社員とうまくやれない駐在員の居心地は最悪』
詳細・どうやって乗り越える?
- そもそも日本本社と現地社員間の板挟みで現地社員からの反感を買いやすい立場
- 駐在員は手当や家賃補助、車両の補助があるという情報は現地社員も持っているため、さらなる反感に…
- その中で仕事がままならない状況だと、「本社への不平不満報告」、「帰国要望」、「陰湿ないじめ」につながることも…。
- 知り合いの中にも「精神を病んでしまった方」や「赴任後1年以内に帰国した方」がいた…
- 「仕事の結果を出すこと」、「現地社員への自分の見せ方」、「期待値調整」などが大事!
生活の見せ方は大事!
「住んでいる家の家賃を言わない」、「車の車種を言わない」、「毎週末旅行に行っていることをひけらかさない」、「毎日外食している様子を見せない」ことは少なくとも必要!
現地社員が「あの駐在員ポルシェ乗っているらしい…」とか噂しているのを聞いてゾッとしました(笑)
まとめ
見出し
- 海外で働くことは、言語も文化も違う!カルチャーショックは当たり前!「課題を捉えて自分を変えていくことで環境に適応しよう!」
- 日本の”素晴らしい”カスタマーサービスで、日本人の接客に対する期待値も上がっている!ここは外国、「ハードルをなるべく下げてカスタマーサービスには応じること!」※嫌なことがあっても泣き寝入りせずにしっかりとアピールすることも大事!
- 人間関係を築くポイントは、日本ですることと基本的に同じ!
みなさん、いかがでしたでしょうか?
駐在を志す皆さんにとって、良い情報も悪い情報もあると思いますが、それでもぼくは駐在生活を楽しく、そしてやりがいがあると思っています!
もっと聞きたいことやご意見がありましたら、ぜひツイッターにてお願いします!
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