こんにちは、D(@LDNYoko_D)です!
20代という比較的若手で、ロンドン駐在中に出会った三人組が、資産形成・キャリア形成に奮闘するブログです。
本日は、「転職活動経験者」であるDが、転職エージェントに登録したり、キャリアコンサルタントから意見を聞いたりして得た、転職活動に関する持つべきマインドについて投稿します。
「海外駐在員の考える転職活動」はシリーズで発信しようと思っていますので、乞うご期待ください!
転職活動の基本的なポイント
一つずつ見ていきましょう!
終身雇用の終焉による「転職当たり前時代」に
日本では、「定年まで1社で働き続けることが美しいこと」という考え方がこれまで有りましたね!
これは労働力を確保したい企業が働き手にバイアスをかけていて、年功序列や新卒一括制度なども終身雇用制度を支える制度と言えます。

イギリスではそもそも「新卒一括制度」的な採用が無いので、日本独特の手法だと思います!
日本における最近の20代の転職率は30%と言われており、「年功序列」に疑問を感じる人や「給与アップ、キャリアアップ」を目指す人たちは積極的に転職するようになっているようです!

大学の友人グループも半数が転職済みだわ!確かに3割くらいかも!
企業側でもトヨタ自動車 豊田社長の「終身雇用を守っていくのは難しい」発言やサントリーHD 新浪社長「45歳定年制」発言が話題になりました。
個人的には、サントリーHD新浪社長の『45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ』というコメントには賛成で、会社に頼らない新時代のキャリア形成・スキルアップは、今の若い世代には必須となると思っています。
欧米では「転職するほど給与が上がる」?
イギリスで採用側を経験して思うことは「現地人は定期昇給を信じてないので、転職時に給与を上げないとダメ」と思っていること。
実際に「他社から100万円高い給与提示されているけど給与アップ出来る?出来ないならやめます。」という交渉をしてきた社員もいます。
給与が上がらない転職はしない=「転職するほど給与が上がる」という構図が出来ているんだと思います。
転職で給与は○%上がる?

うちの会社も転職してやめていく社員がいるけど、実際にどのくらい給与が上がっているんだろう?
ネットで調べると、アメリカでは「10-20%」、イギリスでは「11%」程度、転職で給与アップが見込めるようです。(転職による平均給与アップ率)
かたや日本では、平成27年度の厚生労働省の調査によると、転職して年収が上がった人は全体の40.4%。 一方、減った人は36.1%、変わらないと答えた人は22.1%というデータがあるようです。
ちなみに日本で、年収アップ成功者が最も多かったのは「28歳」などのデータが出ており、なかには10-20%の給与アップ成功者がいるようです。
実力差が出てくる20代後半までに、「市場価値を高めるためのスキルを身につける」ことや「自分を最も高く売れるときに転職する」ことが大切と言えます。
転職エージェントは数万社ある?
これまで日本では「縁故採用」と呼ばれる知人からの紹介などからの転職が多かったものの、欧米各国と同じように転職エージェントを使用した転職活動がメジャーになってきています。

日本の転職エージェントで働く友人曰く、「求職者数は年々増加している」らしい!
転職エージェントは、私たち転職希望者と採用企業の間に入り、転職のすべてのフェーズをサポートしてくれる存在。出来れば優秀な担当者を味方にして、効率的に転職活動を進めたいところ。
日本には大小合わせて数万の転職エージェント企業が存在していて、それぞれのサービス内容や得意領域の差があるようです。
日本で毎年エージェントとの面談をしていた私Dも、「自分にあった転職エージェントを見つけることがとても大切である」と思っています。
担当者によっては、「メールの誤字脱字が多い」、「メールの返信が1週間経っても来ない」人もいて、人生の大事なターニングポイントである転職を任せられないような人もたくさんいました。
人材業界は若手社員が多い業界なので、「そもそもビジネスマナーがしっかりしていない人」も一定数います。
オンライン面談、対面面談、普段のメールやり取りなどで「信頼のおける担当者かどうか」しっかりと見極めること、時には担当変更を依頼することも大事なポイントです。
転職活動の落とし穴
人材業界で働く知人いわく「初めての転職後の早期再転職が一番多い」ようです。
転職後の早期再転職は、「ストレス耐性が低い人」「嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう人」と次の企業から見なされることがあるため、再転職時のハードルがとても上がってしまうようです。
いくつか聞いた特徴を以下に列挙します。
20代後半まで新卒で入った会社で一貫して働いてきた「きれいな経歴」の人にこそ多い現象。
新卒で採用された会社で大切に育てられた後、全く違う文化の会社に入ると強烈なカルチャーショックを受けることは理解出来ます。

多くの海外駐在員も本社から海外支社に派遣され、同じようなカルチャーショックを感じる人もいる様子!
転職活動を始めるまえに「転職活動の軸」をしっかりと整理すること、配偶者がいる場合は配偶者の転職軸も把握しておくことは必須です。
転職活動で持つべきマインド
以前別記事で紹介したように以下のような方法が、出来る最高の準備だと思います!
↓社内でのキャリア形成に成功し、20代で1000万円貯蓄達成した記事
海外駐在員の方に一番言えるのが「自分を最も高く売れるタイミング」はもしかしたら帰任前なのかもしれないということです。
海外駐在員の給与は、家賃補助、海外手当、その他福利厚生などで、いわばカサ増しされた状態の給与。
その海外駐在員時代の給与を維持した状態でGAFAMなどのビッグ・テック企業に転職した知人がいます。
「オンライン面接が主流」になった今、海外赴任中だからと言って転職活動が不利になることはない時代です。

イギリスから日本の転職活動は相性がよく、イギリスで朝早く起きれば日本のビジネスアワーに面接に参加することも出来ます!
さいごに
次回は「海外駐在員の考える転職活動~企業選びの軸編~」でお会いしましょう!
さいごに、本記事を読んで、「まずは1社エージェントに登録してみようかな」と思った方は以下のリンクから登録を頂けますと嬉しいです!

↑20代~50代に強く、金融、コンサル、IT、製造業界を中心としたハイクラス転職支援サービスに強み

↑ハイエンド層を中心に、長期的な視点で一人一人に向き合ったキャリア支援に強み。
創業メンバー全員がコンサルファーム出身者であり、コンサル業界専門の転職支援から始まり、
現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援実施!

↑マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスであり、転職サイトや転職エージェントだけでは解決仕切れない、キャリアの軸や強みを明確にすることが可能!「活躍ができる」かつ、「採用される」企業の選定が可能なので、長期的なキャリア設計が可能!

↑グローバル・外資系・ハイクラスに特化した転職支援サービス
以下のような属性に強みがあるようです!
・現在年収700万以上の転職希望者
・30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから部長・役員クラスまで
・管理職・技術職/専門職
初めて「ロンドン洋行三人ものがたり」を読んでくださった方へ
ロンドンで出会った20代駐在員3人組が資産形成・キャリア形成に奔走する当ブログ。
「海外」×「若手」×「資産形成」という軸で情報発信しています!
当ブログが10倍楽しくなるブログコンセプトページを是非読んでください!
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