(この記事は過去の旅行の記憶を呼び起こしながら書いています)
こんにちは、ぽNたです!
洋行三人ものがたりではロンドンに駐在している三人の資産形成やあれこれについてお届けしています。
前回までは、節約術や駐在生活のギャップをお届けしてきました。
今回は、旅行に関する内容とあり若干毛色を変えてお届けする記事です。しかし、そんな中でもきっちりと懐事情も交えつつお届けできれば幸いです!ではどうぞ!
おすすめ
この記事は以下のことが気になる方へおすすめです。
- 駐在員って休みあるの?
- ヨーロッパ内での旅行費ってどんな感じ?
- 英国からの人気の旅行先は?
- 3人のおすすめの旅行先は?
欧州駐在員って休みあるの?
結論 : 祝日が少ないものの、有給消化率の高さで補える!
海外赴任している駐在員の休みは一般的に、現地国の暦に合わせて決まります。
(ここでは当ブログの三人が勤める企業を中心として説明します。)
例えば、日本がゴールデンウィークであっても現地が祝日でなければ出勤日、逆に日本が出勤日であっても現地国が祝日(Bank Holiday等)であったなら、その日は休日となります。
また、祝日には国ごとの文化が大きく関係しています。
例えば、日本ではお正月の三が日が休日であっても海外ではそうではなく、1月2日から勤務するのが普通である、一方で、クリスマス周辺には祝日が集中している等の違いがあります。
実際に英国と日本の年間の祝日を挙げて比べてみましょう!
、、、あれ???
霞んで英国の祝日が見えない、、、?!
と何度思ったことか。(笑)
実は、英国の祝日(8日)は日本(16日)に比べて半分の日数です。土日を合わせた3連(以上の)連続休暇の数は年間英国(4回)、日本(8回)とこちらも半分です。
意外と少なめー!!!(白目)
では、欧州に駐在している駐在員は十分な休みがあるのでしょうか??
埋め合わせの鍵は有給休暇の消化率です。洋行三人ものがたりのメンバーはどうでしょうか??
現地法人で働いているけど、英国では日本の本社に準ずる休暇が与えられてて、年間付与数の23日のうち13日(2019年実績)で取得できたよ!消化率は約6割くらいかな!

僕も日本本社と同じ基準で有給休暇が付与されていて、年間付与数20日のうち12日を取得できたよ!同じく消化率は6割程度かな!

2人に同じく日本本社と同じ基準で有給休暇が付与されていて、年間付与数22日の全てを取得できたよ!よって消化率は10割かな!
3人の平均は付与日数22日で消化率7割です。
ちなみに欧州の多くの企業で年間20日〜24日程度休暇が与えられており、現地従業員はこれらを全て消化することが一般的です。(日系企業も追いつきたいところですが、駐在員のポジションや企業風土がそれを許さないことも多々あります。駐在員の定めですね。。。)
現地従業員は休暇の取得において、一週間から2週間程度バケーションとして取ることが多く、家族旅行などに使われてます。
一度の旅の費用は?
移動費、宿泊費、食費、その他の費用の平均額については皆さん気になるところなのではないでしょうか?当然、行先によっては物価や航空券の取り方によっても旅の値段も変わってくるのであくまでご参考です。(1泊2日の前提)

移動費:往復約£150 (20,250円)
宿泊費:約£60-90 (8,100-12,150円)
食費:約£100 (13,500円)
その他(観光地入場料など):£50(6,750円)
計48,600-52,650円

移動費(2人分+レンタカー):往復約£300 (40,500円)
宿泊費:約£60-90 (8,100-12,150円)
食費:約£150/日 (13,500円)
その他(観光地入場料など):£50(6,750円)
計68,850-72,900円

移動費:往復約£100 (13,500円)
宿泊費:約£50-100 (6,750円-13,500円)
食費:約£150/日 (13,500円)
その他(観光地入場料など):£50(6,750円)
計40,500-47,250 円
3人の1泊2日旅行の費用平均は52,650 円~57,600円程度のようです。
意外に安い?高い? 国外旅行だと考えたら 大いに安い とぽNたは考えています!
英国からの人気の週末旅行先は?
一般的に言えば英国人は、スペインやポルトガル等、より日光が多く、費用が安く済みそうなところを選ぶことが多いようです。
一方、英国に滞在する日本人の多くは、場所を絞らずまんべんなくヨーロッパを回っているようです。
地中海沿岸国は夏の海辺のバカンス場所として、冬にも避寒地として多くの人気を集めています。
- スペイン バルセロナ
- イタリア ローマ
- フランス ニース
- スペイン領マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島の三諸島
- マルタ
- クロアチア
- ギリシャ
変な話ですが、英国では季節を問わずこんがり灼けた肌を持つことがある種のステータスシンボル(健康さ、旅ができる裕福さを表す?)になっており、旅行前と後では全く違う様子で帰ってきます笑
部門別おすすめ旅行先トップ3(3人ごとのおすすめ)
さて、続いてはお待ちかね、おすすめの旅行先ランキングです。それぞれのジャンルごとに3人からおすすめをまとめているので是非ご参考ください。
町並み・文化部門

ぽNたのおすすめトップ3は
- 1位 プラハ/チェコ 街並み全体の統一感や古くから残る建物などすべてが調和していて美しかった。ビールの王様ピルスナー発祥の地でもあり、また音楽も盛んで楽しめること間違いなし!
- 2位 モナコ 世界で2番目に小さい国家であるモナコ、なんとディズニーリゾートとほぼ同じ大きさです。海岸沿いにある有名なスターバックスでコーヒーを飲み、F1グランプリのスタート地点であるモナコ港や地中海を眺めるのは最高の気分になれちゃいます!
- 3位 バチカン/バチカン市国 美術の国フランスのパリと迷いましたがこちらに軍配!サンピエトロ大聖堂にたたずむミケランジェロが制作したピエタ像は涙なしには見られませんでした。


Lのおすすめトップ3は
- 1位 コルマール/フランス “フランスのヴェネチア”と呼ばれる小さな町で、ハウルの動く城のモチーフに使用されました。ドイツでよく見かける木組みの家が至る所に並んでおり、町中が可愛らしい雰囲気で包まれています。石畳の路地を進んでいくと、まるでおとぎ話の世界に飛び込んだような気持ちになります!
- 2位 イスタンブール/トルコ ヨーロッパ旅行を続けると、だんだん新鮮味がなくなってくることがありますが、トルコはヨーロッパとアジアの中間地点だけあり、居心地の良さと新鮮さのバランスが良い!教会ではなくモスクなど建物も違うので新鮮!
- 3位 サントリーニ/ギリシャ ハネムーンのメッカだけ有り、観光客から伝わる幸せな雰囲気が良かった!白い建物に眼の前に広がるエーゲ海、1日中眺めていたい景色。地中海で余暇を過ごすという夢を叶えられた!


Dのおすすめトップ3は
- 1位 ルクソール/エジプト 小さいころ読んでいた漫画「遊☆戯☆王」の世界そのままの世界がそこにはありました。圧倒的な古さにもかかわらず色褪せず残る壁画には大興奮でした。
- 2位 ワルシャワ/ポーランド 街全体が世界遺産の首都ワルシャワ、実は第二次世界大戦で崩壊した街を「レンガのひび割れ一つに至るまで」忠実に再創造したものです!当時の市民の「不屈の熱意」によって再生され、可愛らしい街並みや歴史的建造物を見ながら、歴史を振り返るととても良い経験になります!
- 3位 ヴェネチア/イタリア 水の都と呼ばれるだけ有り、とにかくどこを撮っても絵になる。ONE PIECEのウォーターセブン好きだったので、テンション上がりました!街歩きしているだけで楽しい!

自然部門

ぽNたのおすすめトップ3は
- 1位 アイスランド 圧倒的大自然が楽しめる場所で唯一無二の場所だと思っています。オーロラ、大瀑布、ブルーラグーン(温泉)、間欠泉、雪原、白夜などどれも本当に「異世界」という言葉がぴったりの場所でした。一生忘れることはないでしょう。
- 2位 マルタ 海好きにはまさに「天国」。3島からなる小さな国には船が浮いているように見えるほど海の透明度が高いビーチがあり、ここに訪れた時には自分の目にフィルターがかかっているのかと思うくらいに信じられないほど青く美しい水に心を奪われました。
- 3位 スイス ドラマ「愛の不時着」にも現れたアルプスの大パノラマをこの目で見たことは一生忘れないでしょう。心なしかピアノの音が鳴り響いていたようにも感じました。(ドラマにどハマりしたことからここへ訪れました笑)


Dのおすすめトップ3は
- 1位 カッパドキア/トルコ 洞穴住居(ホテル)に明け方の空いっぱいの気球!夢にまで見た景色を目前にて涙が出ました!朝から夜、それぞれ違う魅力が詰まった街!
- 2位 テネリフェ/スペイン 火山、砂漠、川、海、緑のそろったリゾート地でイギリス人がバカンスでよく訪れる場所。冬に訪れても泳げるほど暖かく、のんびりゴルフをするもよし、ホテルのプールに浮いておくも良し、オールインクルーシブパッケージのツアーが多いので以外に安く滞在できることもおすすめポイントです。
- 3位 マヨルカ/スペイン スペインを代表するバカンス島の一つ。イギリス人多し!海がきれいで、黄土色の町並みとのコントラクトもよし!開放感あふれるビーチの雰囲気が旅のスパイスに!


Lのおすすめトップ3は
- 1位 マッターホルン/スイス 標高3089mのゴルナーグラート鉄道、そこから見える豪快かつゴージャスで感動的な大パノラマからは、自然の持つエネルギーの強さを感じずにいられません。この景色は一生忘れない思い出になりました!
- 2位 プリトヴィツェ湖群国立公園/クロアチア 広大な森の中には、透き通るエメラルドグリーンの湖や滝が織り成す幻想的な光景が広がります。長年かけて自然と創り出されたとはにわかには信じがたい光景が広がっています!
- 3位 キューケンホフ公園 チューリップやヒヤシンス、スイセンなど700万株以上が咲き誇る公園は、常に花の姿が絶えないように工夫されており、いつ訪れても美しい花々を楽しめます。32ヘクタールの敷地に敷き詰められたお花の祭典は見る人を幸せと優しさで包んでくれます!

食事部門

ぽNたのおすすめトップ3は
- 1位 サンセバスティアン/スペイン 日本から訪れるには多少面倒なスペイン北部の海辺の町、とんでもない美食の町です。ピンチョスと呼ばれる小さなタパス1~2つと一緒にワインを1杯頼み、その土地ならではのフレッシュな食材を堪能したら、次の店へ、そのまた次の店へ、と食べ歩きしていたら2日間で14店舗くらい回っちゃいました。一日中食べても飽きない美食の町の別名はドノスティア。その名を冠するお店がロンドンにもあります。ちなみにそれだけ食べて飲んでも一人当たりの値段は2日で100ユーロ以下!!脅威の場所です。
- 2位 ギリシャ/アテネ 何を食べても美味しかった!特にオススメは、ギュロスと呼ばれる豚肉、ポテトフライ、ギリシャヨーグルト、野菜などが入ったピタサンド!他にも日本人の口に合う美味しいごはんがたくさん!海を眺めながら飲むあまーいフラッペもオススメ!
- 3位 ポルト/ポルトガル 日本人の口にあう海鮮の出汁を活かした米料理やグリルの数々、スペイン料理にもよく似ているとは言われてますが、個人的にはこちらの方が好きかも。タコとサラミを入れて炒めたお米の味は忘れられません。また、ポルトワインの産地であり、点在する醸造所では味見をしながらポルトワイン生産の工程を学ぶことができます。


Lのおすすめトップ3は
- 1位 トリュフ祭り/イタリア イタリアはアルバで収穫期に開催されるトリュフ祭り、街中がトリュフの香りに包まれる美味しいイベントです!トリュフの調味料や食材がが購入できるのはもちろんのこと、レストランでトリュフを使った料理を存分に楽しむことができます。珍味好きにはたまらないイベントになっています!
- 2位 キエフ/ウクライナ ロシア地方の穀倉庫と呼ばれる肥沃な土地で意外に食事文化豊かな土地。体を温めてくれる煮込み料理やボルシチなどのスープ、豪快な羊肉料理、餃子に似ても似つかない独特な食べ応えのヴァレニキなどはまさにこの土地でしかありつけない美食の数々。ちなみに個人的には西ヨーロッパ産のワインよりも、この土地や近くのジョージアという国で作られたワインの方が美味しく感じます。極めつけに物価が死ぬほど安いです。いうこと無し!
- 3位 オクトーバーフェスト/ドイツ 世界最大規模のビール祭りオクトーバーフェスト。巨大なテントの中ででビールを思う存分に飲み干し、屋台でジューシーなソーセージにかぶりつき、隣にいる人たちと愉快な音楽に合わせて乾杯するのは幸せ以外の何物でもありません!


Dのおすすめトップ3は
- 1位 チェコ 肉料理がメインのチェコ料理、濃厚でおいしいスープ、柔らかな肉、ふわふわのパンのようなクネードリキは誰もがとりこになります!日本人好みのお料理と、ライトな口当たりなチェコビールの組み合わせは絶品です!
- 2位 スイス めちゃくちゃピンポイントですが、スイスで食べたチーズフォンデュが忘れられない!というか「スイスでチーズフォンデュしている」という状況に酔っていただけかも!
- 3位 トルコ 世界三大美食に数えられるトルコ料理!こちらも何を食べても美味しかった!イスタンブールのサバサンド、ケバブ、もちろんあまーいチャイと一緒に!

まとめ
家計簿公開記事でも書きましたが、3人は駐在中、今しかできないことの一つとして「旅行」に重きを置いています。そのため、ある旅行のために予算を設定し、月々積み立てたり、生活費をやりくりしながら旅行費を捻出しています。
貯めるお金、使わず我慢するお金と使う部分にメリハリをもって人生全体を充実させていきたいものですね^^
気軽なコメントやご質問等お待ちしております。
以上、ぽNたでした~またね☆
初めて「ロンドン洋行三人ものがたり」を読んでくださった方へ
ロンドンで出会った20代駐在員3人組が資産形成・キャリア形成に奔走する当ブログ。
「海外」×「若手」×「資産形成」という軸で情報発信しています!
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